健康志向などの高まりを受けカフェインレス(デカフェ)の飲み物を選ぶ方が増加中です。その流れを受け製品の種類も増えてきました。しかし特にコーヒーはカフェインレス(デカフェ)だと味に違いが出ます。さらにインスタントコーヒーになると豆と比べると、かなり違う飲み物になってきます。今回は自分が飲んだことがあるものだけをご紹介し、今後新しく飲んだものは都度リストに追加していきます。感想はあくまで個人の感想です、味の好みも違いますのでその点ご了承下さい。ブラックとオーツミルクのラテで味の感想を書いておくのでよろしければ参考にしてください。

カフェインは体に悪いのか?

カフェインは、アルカロイドという化合物の仲間コーヒー豆、茶葉、カカオ豆などに含まれる苦みを持った成分で、覚醒作用、解熱鎮痛作用、強心作用、利尿作用があるため、朝や、仕事中の眠気覚ましなどにも使われます。また適度に摂取すると健康に良いと言う研究結果もあります。

しかし、一方でカフェインの感受性には個人差があり、カフェインの感受性が高い人が摂取すると少量のカフェインでも、刺激効果を持ちます

さらに数年前にニュースになりましたが、カフェインを過剰摂取すると、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気などの健康被害が現れます。厚労省も「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A ~カフェインの過剰摂取に注意しましょう~」のページでカフェインの過剰摂取に気をつけるように喚起しています。

そこまででなくても、カフェインを摂り続けることにより、カフェイン耐性がついてしまい、より多くのカフェインを求めるカフェイン依存症になってしまうことがあります。依存症になってしまうと、カフェイン摂取をしないと離脱症状が現れます。

とはいえ、最近、遺伝的要因によってカフェインの大量摂取で緑内障のリスクが高まると言う研究結果が出ました。この大量とは遺伝的素因の強い人のうちカフェイン480mg/1日摂取で眼内圧が0.35mmHg高くなりました。いったいどれくらいのコーヒーに含まれるのかというと、コーヒー100ml中にカフェインは約60mg程度含まれているため、コーヒーにすると800ml程度です。

カフェインレスとデカフェは違うの?

時に「カフェインレス」、時に「デカフェ」と商品名が違うのを見かけ、一体どちらだろう?と思うのですが、デカフェは、フランス語のdécaféinationからきた言葉でフランスのカフェでは「デカフェ」「デカ」といって注文します。英語では「ディーキャフ(decaffeinatedの略)」といいます。語源の de-「離れる」 とカフェイン(もしくはカフェイン添加)なのでカフェインを取り除くという意味です。

一方カフェインレス、ノンカフェインもどうやら和製英語のようです。英語ではcaffeine-free(カフェインフリー)、decaffeinatedの略のdecaf(ディーキャフ)を使うようです。カフェインレスやカフェインフリーはカフェインを除去したもの、ノンカフェインは元々カフェインが入っていないものを指します。

どうやってカフェインレスにするのか?代表的な方法

  1. コーヒー豆を有機溶媒(ジクロロメタン)に浸し抽出する方法。
  2. 水蒸気で豆をふやかし、液体の二酸化炭素につけ圧力を高め
    カフェインを除去する超臨界二酸化炭素抽出。
  3. 水につけてカフェインを抜く、水抽出法(スイスウォーター式)。

の3つが代表的なカフェイン除去法です。この他に、実用化には至っていませんが、遺伝子組み換えと人工交配によるカフェインを含まないカフェインレス・コーヒーノキを育成する方法があります。除去の行程を踏まなくて良いので風味損なわれずに済むそうなので、この方法が確率し普及すると良いなと思います。

カフェインレスコーヒーは本当にカフェインレス?

ヨーロッパでは一定の規格が設けられており、カフェイン含量がコーヒー豆中の0.2%以下のものしかデカフェと呼べません。日本では「カフェインレス」と呼ぶにはカフェインを90%以上除去することが必要です。

カフェインレス(デカフェ)のインスタントコーヒー

各コーヒーのお味はもちろん、抽出方法やカフェイン残存率も記入しておくので、よろしければカフェインレス(デカフェ)選びの参考にして下さい。値段は変更になっている可能性がありますので購入前にご確認ください。

マウントハーゲン オーガニック フェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー100g

オーガニック(日本有機栽培認定食品(有機JAS))かつ、フェアトレードのカフェインレスインスタントコーヒー。味のバランスの良いまろやかで飲みやすいコーヒーです。その代わりコーヒーの独自の苦味や酸味が少ないので、そう言うのを求める人は別なものが良いかもしれません。豆から入れたデカフェには劣りますが、個人的にはデカフェのインスタントコーヒーは何を飲んだら良い?と聞かれたら、こちらの商品をオススメすると思います。また量が少なめでも味が気がするのでコスパが気がするのでそういった意味でもオスススメです。

ブラック:バランスの良いまろやかな味、他の味に比べるとやや苦味が強いかも。
オツミルクラテ:バランスの良いまろやかなラテになる。

味:★★★★☆
カフェイン除去方法:超臨界二酸化炭素抽出法
カフェイン除去率:カフェイン残留率0.3%未満
内容量:100g

24 Organic Days インスタント コーヒー オーガニック フェアトレード カフェインレス 100g

アラビカ豆100%使用、ブラックで飲んだ時とラテにした時でだいぶ印象が異なる味になるインスタント、インスタントにしてはかなり美味しいです。マウントハーゲンの次におすすめですが、ブラックで飲む人で酸味が強いのがお好きな人はこちらが良いかも。

ブラック:最初に酸味と苦味を感じる味、ブラック好きで酸味強めが人にオススメ。
オツミルクラテ:まろやかなラテになります、個性が消えるので濃いめに入れてしまう感じ。

味:★★★★☆
カフェイン除去方法:超臨界二酸化炭素抽出法
カフェイン除去率:カフェイン残留率0.3%
内容量:100g

有機栽培&カフェインレスインスタントコーヒー 80g 有機JAS オーガニック

コーヒー農家が手摘みした、コロンビア産のオーガニック(日本有機栽培認定食品(有機JAS))豆を使用したカフェインレスインスタントコーヒー。苦味が好きな人にオススメのカフェインレスコーヒ。苦味が先に立ってしまうので酸味とコクが少し後ろに隠れてしまう感じです。とはいえデカフェの中ではコーヒー豆に近い味です。

ブラック:
オツミルクラテ:ミルクの甘味が消え苦味を感じるので苦味好きには良いです。

味:★★★☆☆
カフェイン除去方法:スイスウォーター式
カフェイン除去率:99%

UCC おいしいカフェインレスコーヒー インスタントコーヒー 45g

アラビカ種の豆を使い、こくと酸味が感じられる平均的な味のカフェインレス(デカフェ)コーヒー、オーガニックに拘らない人にはオススメです。スーパーなどで気軽に購入できるのもうれしいとこと。

ブラック:コクや酸味が感じられるバランスの良い味。
オツミルクラテ:普通のインスタントコーヒーのラテの味。

味:★★★★☆
カフェイン除去方法:超臨界二酸化炭素抽出法
カフェイン除去率:97%

ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス

収穫した豆を山の天然水につけてカフェインを取り除いたカフェインレスのインスタントコーヒー。水につけたせいか少し風味と酸味が少ない気がしました。少し量を多めにしないといけないかもしれません。ブラックで飲む場合は普通のブレンドコーヒーという感じでした。ネスカフェゴールドブレンドが好きな人はこれが一番美味しいと感じるかもしれません。

ブラック:ごく一般的なブレンドコーヒーの味、濃いめにすると美味しい。
オツミルクラテ:少し物足りなく濃いめに入れる必要あり。

味:★★★☆☆
カフェイン除去方法:スイスウォーター式
カフェイン除去率:97%