花粉の季節、梅雨時期、冬の乾きにくいお天気の時など、どうしても外でお洗濯を干せず、部屋干しになってしまうご家庭もあると思います。ちょっとの間だけなので本格的な乾燥機付きの洗濯機を買うほどでは無い、という人や、予算・置き場所の関係で購入をためらっているという人までいらっしゃると思います。

そんな様々な理由と、使い方にマッチする小型、簡易な乾燥機をまとめました。乾燥機と除湿乾燥機、乾燥機&布団乾燥機で項目を分けてあるので、すぐに見たい方は下の目次からそれぞれの項目をご覧ください。

部屋干しだと臭くなるのはどうして?

ズバリ洗濯で落ちきらなかった皮脂汚れや、水分を栄養にして繁殖するモラクセラという菌が、増殖時に出す排泄物がニオイの元です。モラクセラ菌は洗濯後約5時間経過すると一気に増殖するため、5時間以内に乾かすことが重要と言われています。

また、太陽に下では太陽光線の一つであるUVで殺菌されるため、多少乾くのに時間がかかってもある程度殺菌されているので臭わないのです。

部屋干しの臭いは取れるの?

部屋干しで臭くなってしまったので、もう一度洗濯したけどニオイが取れずに困った。モラクセラ菌はバリア状に積み重なり増殖していくので、一度洗っただけでは取れなくなってしまいます。

部屋干しのニオイを防ぐには

皮脂をしっかり落とし、きちんと殺菌してから洗濯をすることで、部屋干しのニオイを防ぐことができます。殺菌は洗濯前に酵素系漂白剤に付ける方法が有名ですが、毎回付けおき洗いをするのは大変です。また洗濯洗剤と一緒に洗濯機に入れるタイプのものがあるのでそちらを毎回使うという手もあります。そしてやはり一番なのはなるべく5時間以内に乾かすことが大切になってきます。

電気代はどれだけかかるのか?

電気代は、消費電力(仕様書に記載されたもの) ÷ 1,000 × 電力供給会社の電気料金単価で割り出すことができますが、この記事では、乾燥までにかかるだいたいの時間を小型乾燥機は120分、除湿乾燥機は、とし、全国家庭電気製品公正取引協議会が示した「新電気料金目安単価」である27円/kWhで電気代を計算していますが、使い方や気温、容量などにより値段は変わってきますのであくまで目安とお考えください。また消費電力は仕様書に書かれている数値を使用しています。

電気代はそれぞれの製品の箇所に記載してありますが、だいたい以下のような傾向があります。ただ製品により乾く時間に差があり、布団乾燥機は2時間では乾かないものが多いようなので、もう少し電気代がかかりそうです。

  • 小型乾燥機:32円から48円
  • 除湿乾燥機:17円から35円
  • 布団乾燥機:28円から48円

洗濯物のおおよその重さ

1人/1日分は1.5kgと言われています。そのため1-2人分であれば毎日洗う分には今回ご紹介する小型乾燥機や除湿機で十分だと思います。

種類 重さ
寝具カバー(綿100%)<枕カバー、掛け布団カバー、敷き布団カバー> 約1kg
ワイシャツ(混紡) 約200g
Tシャツ(綿100%) 約200g
ジーンズ 約900g
バスタオル(綿100%) 約300g
タオル 約150g
敷布団シングル 約440~550g
羽毛布団 約200~250g
毛布(シングル) 約3kg
ブリーフ(綿100%) 約50g
ショーツ 約30g

上記の表を小型乾燥機や除湿乾燥機選びの参考にしてみてください。

■ニオイを防ぐために使いたい小型乾燥機

衣類乾燥機 ピュアホワイト DE-N40WX/日立

下の東芝の乾燥機と同じ名前ですが、こちらは日立のものです。乾燥終了後取り出すまでの間に時間がかかるとシワができてしまうことが多いのですが、こちらのDE-N40WXは、ふんわりガードで、取り出すまでの間に約5分ごとに送風運転を行い、シワを防いでくれると同時に、ふんわり感を保ってくれます

4kgなので、小型乾燥機の中では大きめ部類ですが毛布が乾かせるのは魅力的ですね。

乾燥容量:4.0kg
サイズ:(約)幅63.0×奥43.9cm×高さ67.0cm ※背面、壁、天井から4.5cm以上離す必要あり。
電気代(目安):32円

衣類乾燥機 ピュアホワイト 4.5kg ED-458-W/東芝

日立と同じ名前ですが、やはり大手ブランドは外せないのでご紹介します。シーツ4枚もOKなED-458-Wは、布が絡まるとセンサーが察知しドラムを反転させてほぐす、ふんわり「からみまセンサー」を搭載。また小さい粒子をとらえる花粉フィルターも搭載し、繊維の奥に入った花粉もスッキリ取り去ってくれます。

ED-608という6kgのものもあります。

乾燥容量:4.5kg
サイズ:(約)幅(排水ホース含む)65cm × 奥468cm × 高さ65cm ※壁から15cm以上離す必要あり。
電気代(目安):約33円

Moco2 ClothesDryer ASD-2.5TP/ALUMIS アルミス

いくつかの乾燥モードを備えていますが標準であれば90分程度で乾燥ができる小型乾燥機、標準乾燥容量は2.5kgで、目安として、バスタオルなら1度に3-4枚ワイシャツなら1度に7-8枚乾燥させることができるそうです。

20分刻みで最大200分、これは嬉しいなと思える昨日が、洗濯物の乾き具合によって温度が上がり、乾くと自動で終了する「自動モード」。既定の分数で回しても一部が乾いていないということが無くなりそうです。

本体は比較的薄いものの、排気口などの関係で後ろを15cm空けないといけないので、そこが難点ですね。

乾燥容量:2.5kg
サイズ:(約)幅49×奥40×高さ58.5cm ※壁から15cm以上離す必要あり。
電気代(目安):約46円

My Wave warm Dryer3.0/ケーズウェーブ

Tシャツなら12枚一度に乾燥できるMy Wave warm Dryer3.0。温度設定は自動・弱・中・強の4種類。壁掛け金具が付属しているので壁にかけて使えます。(本体と壁の間に約15cmの隙間ができます。)ただし本体重量が17kgなので、壁の材質により取り付けられない場合があります。少し心配なのは長持ちがしないと言うレビューがあることです。お値段的に安いのでそこを妥協できる方にはオススメです。

乾燥容量:3kg
サイズ:(約)幅49×奥40×高さ58.5cm ※壁から15cm以上離す必要あり。
電気代(目安):約46円

衣類乾燥機 カワクーナ/スパーキークリエイト

組み立て式で 高さ141cm x 直径65cm の少し大きめサイズですが、使わない時は面倒でなければ全部外して収納して置けます。ドラム型だと衣類が回るので傷みや、シワが気になりますが、カワクーナは衣類をハンガーにかけて乾かすので、シワが付かず衣類へのダメージも少なくて済みそう。

カバー内の温度を70°まで高めて除菌効果を高めることもおできます。容量が書いていないのですが、男性用トップス7枚・女性用トップス2枚・スカート1枚・ハンドタオル6枚が一度に乾かせます。またお値段も13,000円程度(記事執筆時)でリーズナブルなのも魅力的ですね。

乾燥容量:
サイズ:高さ141cm x 直径65cm
電気代(目安):約48円

■ニオイも部屋の湿気も防げる除湿乾燥機

衣類乾燥除湿機 CD-H1821-AE/コロナ

パワフルコンプレッサー型の衣類乾燥除湿機。こちら以前のモデルを使用していますが、お天気の悪い時や花粉の時期などに使っています。脱衣所で使っているので、脱衣所自体がカラッとした感じになり満足です。結構強力で音がうるさいのですが、生活空間から離して置けば大丈夫です。衣類乾燥にはeco・夜干し・標準・厚物のモードがあります。

洗濯物が乾いたら自動で運転を停止するオートストップ機能搭載、スピード部屋干しで洗濯物2kg相当のものが約62分と乾くと商品ページにありました。(下の電気代は一応120分で計算しています。)

乾燥容量:
サイズ:幅36.5 × 奥20.2 × 高57cm
電気代(目安):約35円

衣類乾燥除湿機 F-YHUX90/パナソニック

1回の部屋干しの目安は2.5人分というパナソニックのF-YHUX90は、コンパクトさがウリの衣類乾燥除湿機。洗濯物の真下から風を送るよう低く設計されています。しかも衣類を除菌(※)する「ナノイー X」機能も搭載しているので、部屋干し臭を抑制してくれます。約2kgの洗濯物を約97分で乾かすと言う記載が公式サイトにありましたが、こちらも120分で電気代を計算しています。

それぞれ得意な季節が違うコンプレッサー方式とデシカント方式のハイブリッド式で、季節を問わず快適に使えます。

※約6畳空間での約7時間後の効果

乾燥容量:
サイズ:幅47 × 奥25 cm × 高33.5
電気代(目安):約30円

衣類乾燥除湿機 CV-N71/シャープ

公式サイトによると、衣類乾燥時間は2kgで約180分と少し長め(電気代は120分と180分を出しておきます。)で、他の機種より時間がかかりそうなのが難点ですが、シャープのCV-N71はシンプルですっきりしたデザインがやはり魅力的です。機能的にもプラズマクラスターで部屋干しに匂いを抑制し、かつ本体にホースを繋げれば24時間連続排水できるので、気づいたらタンクが一杯で止まっていた、と言うことがありません(タンクも使えます)。

乾燥容量:
サイズ:幅30.3cm × 奥20.3cm × 高52.4cm
電気代(目安):約17円(180分 約11円)

タシューゴ アリアドライ マルチ 衣類乾燥除湿機 DEX16FJ/デロンギ

コンクリート住宅で約18畳まで対応し最大7.2L/日の除湿機能があり、ダニのふん/死がいを抑制する銀イオン抗菌フィルター&抗アレルゲンフィルター搭載。衣類乾燥・強・中・弱の4つの除湿モードで部屋干しにも対応。

丸みを帯びた嫌味のないデザインで、お部屋の中を自由に運べるようハンドルはユニバーサルデザインを採用。連続排水が可能です。共鳴音なのか音がダメな人がいるようなので、音に対して敏感な方にはオススメできません。また乾くのに時間がかかるようです。

乾燥容量:
サイズ:(約)幅33.5cm × 奥22.5cm × 高50.5cm
電気代(目安):約10円(360分 30円)

■イザという時にはフトンも乾かせる布団乾燥機

ふとん乾燥機 HFK-VS2500(S)/日立

敷ふとんの両面乾燥ができる日立のふとん乾燥機(HFK-VS2500)は、ぱっと見「ふとん乾燥機」とは気づかないおしゃれなデザインで、普段はアタッチメントやホースを簡単に内部に収納して置ける便利もの。さらに別売の[天然ハーブデオドラント剤]で温風と共にふとん内にハーブの良い香りと成分を届けダニ対策する。など魅力的部分は色々あります。

今回のメインである衣類乾燥については[ふとん乾燥アタッチメント]を本体にセットすると、温風を吹き上げることができ、衣類の下にセットすると洗濯物を乾燥でき、さらに[くつ・ブーツ乾燥アタッチメント]を使って、雨や洗濯などで濡れたくつやブーツの乾燥も可能で、運動ぐつや上ばきは温風革や合皮、ビニールぐつなどは送風で乾かすことができます。だいたい1kg程度のものが適量らしいので、量が少ないという方はこちらの方が良いかもしれません。(別売品の衣類カバーあり)

乾燥容量:
サイズ:幅28.3cm 奥21.7cm 高33.8cm
電気代(目安):約37円

プラズマクラスター ふとん乾燥機 UD-DF1/シャープ

プラズマクラスターと温風が出るシャープのふとん乾燥機 UD-DF1は、部屋干し衣類を乾燥しながら、生乾き臭をスポット消臭できる布団乾燥機、プラズマクラスターで布団だけでなくくつ・ブーツの消臭もできるうえ、空気浄化運転でちょっとしたスペースの空気をキレイにしてくれるので、そうしたお悩みがある方にオススメです。またとってもコンパクトなので、置き場所がないと言う人にもオススメです。

乾燥容量:
サイズ:幅28cm × 奥13.5cm × 高29.7cm
電気代(目安):約28円

ふとん乾燥機ハイパワーツインノズル 衣類乾燥袋セット FK-WH1-CDBM/アイリスオーヤマ

ハイパワーツインノズルで強力に温風を出すアイリスオーヤマのふとん乾燥機FK-WH1-CDBMと衣類乾燥袋のセット。1kgで120分程度かかるそうです。衣類乾燥袋は折り畳み可能、本体も小さくこの記事中一番コンパクトです。寒い時にはお布団を温めてくれ、ダニ対策モードも搭載です。

乾燥容量:
サイズ:本体/(約)幅16.8cm × 奥15cm × 高38cm、衣類乾燥袋/幅17cm × 奥2.5cm ×高25cm
電気代(目安):約46円